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「BOOK」と一致するもの


 
 
 
 
 
 
 
 
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[レビュー]末井昭 / 結婚,末井昭のダイナマイト人生相談

 今月は2冊の末井昭本を手に入れた。少ない指定文字数の中、一挙に2冊の本の書評をやろうなんてちょっと大胆すぎるんではないかと言われそうだが、私の場合、これは書評でなくて出版された本の「紹介記事」な

[レビュー]阿部洋一 / 新血潜り林檎と金魚鉢男 2巻

 阿部洋一という作家は明暗の表現がとても上手い。トーンをあまり使わずにタッチと塗で表現される画面は1枚絵としても惹きつけられる力があります。誌面から伝わってくる湿度、漂ってくるジメついた匂い。そこ

[レビュー]柚木麻子 / BUTTER

 死刑判決確定。今から8年前に起きた首都圏連続不審死事件を覚えているだろうか? “15人目の女性死刑囚・木嶋佳苗”をモチーフにした濃厚すぎる作品である。30代週刊誌記者・里

[レビュー]中山昌亮 / 後遺症ラジオ5

 やばいヤバイYABAI! あの「オチョナンさん」を生み出した『不安の種』著者、中山昌亮の新作新刊がものスゲエんすよ!  本編部分、4巻まで展開されていた髪の毛のおぞましさと魅惑とを細密な絵で描

[レビュー]金原みわ / 日本昭和珍スポット大全

 平成に生まれ現代社会で育った自分が、昭和の時代に誕生した異空間に対してノスタルジーを感じるのは何故だろう。映像や書籍などを通じて知った過去の風景を懐かしい物として認識しているだけなのであろうか。

[レビュー]井川楊枝 / ベースメント

 『モザイクの向こう側』『女子高生ビジネスの内幕』『封印されたアダルトビデオ』など社会の裏側に肉薄するルポルタージュで定評のあるノンフィクション作家・井川楊枝が手がけた初の小説。読書好きの女子大生

[レビュー]初沢克利 / 浅草 2011-2016――六区ブロードウェイ 日本人の肖像

 圧巻の浅草の路地に生きる人を見る。モノクロの500ページ以上はあるだろう分厚い写真集。私は毎晩一杯の焼酎のお湯割を片手に所在無さげにこの写真集を開く。  私が初沢克利を知ったのは、数年前のFa

[レビュー]梶本レイカ / 悪魔を憐れむ歌 1巻 

 前作“コオリオニ”で漫画フリークの心を鷲掴みにした梶本先生の新作が遂に刊行!! 一度は筆を折ろうとした鬼才“梶本レイカ”の作品がまた読めるのは嬉し

[レビュー]青木雄二プロダクション / ザ・ナニワ金融道 1巻

 主人公が変わり、もちろんおなじみの主要キャラクターも登場するご存知『ナニワ金融道』の新シリーズ。やりたいことが見つからず、女にもフラれ絶望を歩むゆとり系の青年、田町直也が消費者金融会社の「帝国金

[レビュー]山本一成 / 人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?

 最強の将棋AI「ポナンザ」の開発者がポナンザの開発・改良の過程や、人工知能がどのようなものなのかについてわかりやすく書いた著作。人工知能、AIという言葉がひとり歩きしている中、実際の開発者が図や

[レビュー]沖田臥竜 / 生野が生んだスーパースター 文政

 5/19に当店で開催された著者のイベントは、この本の登場人物が紙面から飛び出し、存在するというのを見せつけられて圧巻だった。内容は裏社会への締め付けがより厳しくなっている現代において、法の外側で

[レビュー]キャサリン・ダン 柳下毅一郎訳 / 異形の愛

 感無量…96年翻訳初刊の「けしからん小説」が元の版元ペヨトル工房解散17年、本当に蘇った! 紛う方なき奇書ながら大感動、涙腺崩壊必至という魔力的読後感で書評家の豊崎由美社長ら海外文

[レビュー]川本三郎 / 「男はつらいよ」を旅する

 ノスタルジーな風景と言っても、世代によって感覚は違うかもしれません。私は田舎育ちなので、田んぼや古い建物がある町並みや商店街にとても惹かれます。大正時代の建物や、明治時代の建物、昭和の町並み。な

[レビュー]室矢憲治 / `67〜`69 ロックとカウンターカルチャー 激動の3年間

 60年代後半か? 何かずいぶん遠くの昔の話のような気がするが、ジャーナリストでもあり日本のロック界の重鎮、室矢さんが今の右傾化した世界や日本の閉塞状況を考えるといたたまれなくって書き上げたのだろ

[レビュー]宮台真司 / 正義から享楽へ-映画は近代の幻を暴く

 宮台さんとロフトプラスワンの付き合いの歴史は長い。そして宮台さんは多才だ。社会学者、映画批評家、首都大学東京教授、権力論、国家論、宗教、求愛、犯罪、教育、外交、文化と多種の著作を持っている。2月

[レビュー]大和田俊之、磯部涼、吉田雅史 / ラップは何を映しているのか ー「日本語ラップ」から

 現在、世界において一番消費されている音楽はラップであることは間違いない。そして基本的には一人称で「どの口」が「何」を言うかで競い合うゲームであることも今も昔も変わらない。では一体それらは「いま」

[レビュー]木下古栗 / いい女VSいい女

 一般に世の中には読むだけで「賢くなった!」と錯覚を覚える(?)素晴らしい書物がある一方で、読んでも一切頭が良くなった気がせず、それどころか読んでしまったがために脳髄が腐敗したように思わせる書物も

[レビュー]朝井リョウ / スペードの3

 落ち目のスター女優、つかさ。その彼女を「神」と崇めるファンクラブの束ね役、美知代。ファンクラブの新メンバーで、美知代の元同級生、アキ。それぞれに屈折した思いを抱える彼女たちが、自分自身の「切り札

[レビュー]FIGURE SKATERS Vol.5 2017年06月号

 今季の羽生結弦は難しい構成を詰め込んだ構成のためなかなかノーミス、スカッとする勝ち方がなかった。雑誌類も世界最高記録更新しまくった16年は100冊以上刊行があった! のに比べると控えめ&hell

[レビュー]いけだたかし / 時計じかけの姉 1巻

 簡潔に説明すると「とある商店街にある時計店を切り盛りする天才技師の女性と、他界した高校生の弟を模して作られた男娼をするロボットのお話」こう聞くと近未来SF作品ですが、舞台は現代で作品全体の雰囲気