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「BOOK」と一致するもの


 
 
 
 
 
 
 
 
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[レビュー]猪瀬浩平 「むらと原発」

 農家というのは誰かのために、食物を育てて、その人たちの命を担う担い手。食糧の担い手ではなく、命の担い手」本書に登場する青年が放つ1つの1つの言葉が心に重くのしかかる。私たちの生活は彼らによって支

[レビュー]菊池真理子 「毒親サバイバル」

 アルコール依存症の父親との顛末を描いた『酔うと化け物になる父がつらい』で世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんの新刊『毒親サバイバル』。自身に加え、毒親から生還した10人の生い立ち・体験を取材

[レビュー]奥田英朗 「我が家のヒミツ」

 6つの心温まる家族の姿を描いた短編小説。『家族日和』『我が家の問題』に続くこの作品では、平凡な日常生活に突然訪れる非日常を描いている。隣の家に住む家族の話と置き換えてもおかしくないほど身近に感じ

[レビュー]高見澤俊彦「音叉」

 道化の仮面外した! 連合赤軍など大事件、教養、性愛も絡めまだ何者でもない若き日々描く処女小説。Aディミニッシュ・高フラットチョーキングなど音楽語での心情描写が斬新! 対自核とサルトルで教師が戦う

[レビュー]月刊「創」編集部編 「開けられたパンドラの箱」

 かつて筆者が心理学に興味を持った際、父に「心理学は平和な時代の学問であり、不安定な世では弱者は見捨てられる存在だ」と言われた。それを思い出したのがやまゆり園での障害者殺害事件だ。事件後も植松容疑

[レビュー]新井英樹 『定本 宮本から君へ』1巻

 新井英樹の代表作『宮本から君へ』。時代を超えて愛されている名作なので今更説明不要ではありますが。元サラリーマンという作者の体験も盛り込まれた本作は、バブル期での連載にも関わらず当時全盛のトレンデ

[レビュー]ジョンレノン/ヨーコオノ/ヤーンウェナー 訳:片岡義男 「回想するジョン・レノン」

 いったいジョンにとってビートルズとは何だったのか! これはRolling Stone誌の編集長ヤンウェナーが1970年、ジョンレノンに行なったインタビューで構成された本です。ビートルズファンとし

[レビュー]辻村深月 「噛みあわない会話と、ある過去について」

 「やった方は覚えていなくても、やられた方は覚えてる。」日常での何気ない人との会話。その場の雰囲気にのまれ、無意識のうちに…いや、本当は意識的に意図的に放った言葉を、自分の発言を、過

[レビュー]古谷経衡 「愛国奴」

 歴史的知識が欠けた状態で、ネットでの陰謀的歴史情報を取捨選択するのは極めて難しい。かなり偏った見方で捉えた記事を、歴史を教科書レベルで囓った人が見ると、つい世の中の全てを知った気になってしまう。

[レビュー]沢木耕太郎 「流星ひとつ」 

 さすが、バックパッカーにとっての教本になった「深夜特急」の作者・沢木耕太郎である。沢木のドキュメント作品やインタビューは、実にリアリティがあり面白い。この本は、1979年引退直前の歌手・藤圭子に

[レビュー]阿部洋一「それはただの先輩のチンコ」

 こんなにも“愛おしい”と思えるチンコはあっただろうか? WEB連載時より多くの反響を呼んだチンコを題材とした「それはただの先輩チンコ」がついに単行本化!!! &nbsp

[レビュー]奥浩平「青春の墓標~ある学生運動家の愛と死」

 三河安城の友達がやっている「カゼノイチ」という飲み屋の一階にある古本屋でなんとも懐かしい本を見つけた。学生の頃、大学の学費値上げ反対闘争に戦いながらこの本を愛読した。1974年発行の本だからもう

[レビュー]美樹本晴彦 「美樹本晴彦キャラクターワークス」

 「マクロス」「トップをねらえ!」「ガンダム」とアニメに疎い人でも見たことがある作品群。35年という歳月をまたいでも全く色褪せることはなく、まさに時代・世代を超えて愛される多くのキャラクターを生み

[レビュー]原作:阿久悠 画:村上一夫 「人喰い」

 「おれがストーリーを書く 君が絵を描け」芸能界で勝ち残る為に他者を喰いつくしていく一人の女を、作詞家として業界に名を馳せた阿久悠が斬り込み、“昭和の絵師”と謳われた上村一

[レビュー]大森靖子 「超歌手」

 大森靖子さんの文章はいつも強い意志を持って寄り添ってくれる力があるような気がして「超歌手」はそれが詰まったものに感じました。自分は元気な時に読むより少し疲れたり嫌になった時に読むとより意味が聡明

[レビュー]藍 「ヲタ夫婦 2 ヲタ卒は結婚より難しい。」

 何でもそうだと思うのですが、何かのヲタクで夢中な自分を分かってくれるのは、同じヲタクだけなのかもしれません。自分の推しが解散後に訪れる気持ちや、行動の変化なども描かれており、ミュージカルヲタクの

[レビュー]野崎幸助「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男」

 私は腰は低い、腰を動かすのは好き。「若さ」という語は「馬鹿さ」と一文字しか違わず似ている。(女性を誘いそびれ、脳梗塞に)「腹上死やったから本望やろな」、葬儀参列者に嗤われてる様子浮かびます。まだ

[レビュー]サクライタケシ 「少年ジャンプに人生賭けてみた」

 僕たちに多くの夢を見せて楽しませてくれた「少年ジャンプ」。世界一といっても過言ではないほど、多くの名作を世に送り出し全世界に影響を与え続ける世界一の漫画雑誌を作っている人は編集部の人もやはりオカ

[レビュー]はらだ有彩 「日本のヤバい女の子」

 昔話にでてくる不思議な現象は女の子由来であることが多い。それが「女は嫉妬深い」「女は怖い」「女はずる賢い」といった解釈ばかりなのが馬鹿馬鹿しくて嫌だった。しかし『日本のヤバい女の子』には、昔話の

[レビュー]伊藤潤二 著 太宰治 原著 「人間失格2」

 太宰治の『人間失格』は、古屋兎丸も2009〜11、現代に置き換えつつ見事にコミカライズしている。ホラーの大家、伊藤潤二も挑むとは!と驚いたが、考えてみれば太宰本人が最後共に入水した女性の名前は「